今日、和光さんは3時過ぎに来られた。
「今日は、なにをしようかな。6時には行かなければならないの?」
「どこへ?」
「パパとデートなの」
「いいですねぇ。何か特別の日ですか?今日は。」
「結婚記念日なの。30年良く続いたものだと感心するねぇ、こんな私が。」
「いいですねぇ、30年目の結婚記念日ですか、それはいいですね。」
「ところで、今日はどんな勉強を使用かしら?」
すると、横から社長が出てきて、
「感謝状を作って渡したら?きっと、ご主人も喜びますよ。」
「そうね、それはいい考えかもね。それじゃあ、作りますか。」
と、席に着いた。
ワードを開いた和光さんは、
「クリップアートで、額縁はどうしたら探せるの?」
「アッ、そう、フレームね」
「これどうかしら?、竹のフレームって。」
和光さん、
「竹のフレームもいいですが、もっと、かわいいのがいいんじゃないですか?」
「あった、あった。このフレームはハートがいっぱい。これにするわ。」
「・・・」
こうして、和光さん、一心不乱に感謝状を作り始めた。
字体は何にしますか?って聞くと、
「江戸勘亭流がいいわ。」
「・・・・・?エ・・・ド・・・カ・・・ン・・・テ・・・イ・・・」
「それはお相撲の番付表に書く次ですよ。それより、この時は?」
「それもそうね。じゃあ、流麗隷書にするわ。」
そうして、1時間後には立派な感謝状ができた。
私は嬉しくなった。
自分の学んだパソコンで、ご主人に感謝状を贈る光景を思うと、
ついつい嬉しくなった。
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